ビットコインは損益通算できるの??

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おはようございます。
昨日の夕方、我が家にもすかいらーくの優待が届いていました^^
ツイッター上では届いたとの報告が多数あったので、すかいらーくの優待祭りになってましたね~。(私が優待投資の方を多くフォローしているからですが) ただ…実際に届いてみると、使い切れるのか??っていう不安も。

さてさて、今回はビットコインの話題の続きです。

ビットコインの収入は雑所得

前回の記事で、ビットコインの所得は雑所得になるという見解を国税庁が発表したことを記事にしました→ ビットコインの国税庁見解 

もう一度、国税庁の見解のHPから引用です → No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係

ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります。
このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)は、事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に区分されます。

ここから、気になったのでもう一歩踏み込んでの話題です。。。

雑所得になるとどうなる?

雑所得の場合、税金の計算は総所得に含まれてくるので…5~45%と、所得によって税率が高くなります。株式は「上場株式等に係る譲渡所得等(譲渡益)」になり、一律20%ですので…雑所得に区分されてしまうと、儲けが大きいほど税率が高くなり不利になります。

そして、気になった大きな問題があります。
損益通算です。

雑所得の損益通算

FXは損益通算できるじゃない?って思うかもしれませんが、FXや先物で儲けたお金は「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」の適用対象で、特別な雑所得として認められています。しかも、申告分離課税の対象という特別な雑所得で、先物取引など損と損益通算が認められており、一律20%の税率となっています。

これだけなら、雑所得に区分されているものの…株の譲渡益とあんまり立場が変わらないんですね。ただ、特定口座などの特別な処置がないので、きちんと自分で申告する必要があります。

仮想通貨はどうなの?

国税庁の見解では「雑所得」に区分されるとまでしか書いてないんです。「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」の適用対象とは発表されてないんですね。
これがどういうことか。

雑所得の計算は単純で、

収入-必要経費=雑所得

です。ここで大問題となるのが「必要経費」の範囲です。
一部では、ビットコインの損失取引分は「必要経費」にならないとの解釈をしている方もいるかと思います。つまり、差益が出た時は雑所得になるが、差損が出た場合には必要経費として計上できず、損益通算ができない?? ということです。

単純に考えればその通りなのですが…仮想通貨取引をしている方にとって、それはあまりにも乱暴ですよね^^; 利益が出た時だけ税金を持っていくんかい! ってなるんです。

解釈が発表されないと何とも言えないけど…

そう。
解釈によっては、上記のように、必要経費というのは手数料などのことであり、損失が出た取引の差損分は必要経費とは言えないよね? ってなるんです。利益が出た取引の「必要経費」ではないですからね~。

ところが、参考にあるものとして馬券があります。

これは法廷で争われたもので記憶に新しい方もいるとは思いますが…雑所得になる場合に、はずれ馬券の購入分も必要経費として認められたんですね。

競馬の馬券の払戻金に係る課税の取扱い等についてより引用です↓

雑所得については、所得税法第37条第1項の必要経費に当たる費用は同法第35条第2項第2号により収入金額から控除される。本件においては、外れ馬券を含む一連の馬券の購入が一体の経済活動の実態を有するのであるから、当たり馬券の購入代金の費用だけでなく、外れ馬券を含む全ての馬券の購入代金の費用が当たり馬券の払戻金という収入に対応するということができ、本件外れ馬券の購入代金は同法第37条第1項の必要経費に当たる。

「一体の経済活動の実態を有するのであるから」ってのがポイントですね。

↓10:40分追記
また、国税庁のHPより「このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)」、ここで「損益」とありますので、必要経費という考え方ではなく、ただ単にビットコインでの損失は総合課税の雑所得区分内で通算しても良いんじゃない?って考え方もできます。この考え方から行くと、仮想通貨間でも、他の総合課税の雑所得間でも損益通算しても何ら問題ないんじゃないの?って考え方もできますね。

仮想通貨についてはこれからの解釈待ちということになりますが…雑所得になったから損益通算ができない、と決めつけるのは、まだ時期尚早かなと感じます。とはいっても、国税庁様の言うことは絶対ですので…もし、損益通算はだめ。ってなれば、下手したら税金で破産レベルになる方も出そうですね>< (そうなったら、馬券みたいに裁判になりそうですけど。)

あとは、仮想通貨の損益通算ができるのかどうかも、解釈待ちになりますね。このあたり、税理士さんたちは今年分の計算をどう対応するのでしょうかね~?? 個人的には、損益通算できるようになるんだろうな、って思いますけど…。

ただ、少なくとも、年マタギの損益通算は今のところ絶望的です。つまり、今年に1億儲けた、来年1億損失出した、っていっても、年を跨いでの通算は今のところ絶望的です。また、他の所得との通算も雑所得なのでできません。(最後の文を10:40追記)

ではでは、これから西日本~東日本は大荒れのようで。
お気を附けてお過ごしください~。

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コメント

  1. たらちゃん より:

    いつも拝見して、勉強させていただいてます。
    質問なのですが
    NISAしてる証券会社から、「つみたてNISA」の案内が来ました。
    年間投資額は40万円になるので
    あまり魅力を感じないのですが
    他にメリットあるのでしょうか?
    あんこさんは、どちらがおすすめでしょうか?

    • あんこ より:

      たらちゃんさん、おはようございます。
      ご質問の件、コメント欄ではスペース的になかなか難しかったので、本日の記事にしてみました。そちらをご覧ください^^

  2. たらちゃん より:

    あんこさん、お忙しい中ありがとうございました。
    記事を拝見して、私も現行NISAでいくことにしました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    • あんこ より:

      こんばんわ~。
      そうですね。現行NISAで十分な人がほとんどかと思います。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします^^

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